11月24日の女子プロゴルフツアー 王子製紙エリエールレディス最終日で、逆転優勝を果たした渋野日向子選手!
優勝が決まると、いつも笑顔の渋野選手が、顔を手でおおって涙をぬぐいました。
「キャディの(定由)早織さんが初めての優勝で泣いちゃってて、私ももらい泣きしちゃいました」と話した、渋野日向子選手。
キャディの早織さんとは??
そこで、当日コンビを組んでいた、定由早織キャディの経歴や、2人の関係性について調べてみました。
渋野日向子と定由早織キャディはいつからコンビ?

2人が最初にコンビを組んだのは、1年前の2018年末。
プロテストに合格したばかりだった渋野選手が、2019年の出場権を得るために戦った、QTからでした。
クオリファイング・トーナメント。翌年度のツアートーナメントへの出場権を得るための予選会のこと。
何故コンビを組むことに?
そもそも何故コンビを組むことに?
渋野日向子選手のコーチである青木翔氏が「QTでうちの教え子を担いでくれないか」と定由早織キャディをスカウトしたことがきっかけだそうです。

これは2018年の10月頃の話しなので、そこからの渋野日向子選手の活躍は予想以上だったことでしょう。
渋野日向子選手の成績
渋野日向子選手は1998年11月15日生まれで、現在21歳。

全英女子オープンで優勝したことで、一躍有名人に!シブコスマイルの印象が強いですよね。
なが〜く活躍している選手と思いがちですが、渋野日向子選手はプロテストに受かってまだ1年という逸材なのです。
2019年始めの渋野日向子選手は、なんと世界ランク559位でした。
現在(2019年11月)は世界ランク15位。たったの1年でとんでもなく順位を上げてしまったということですね。
渋野日向子選手が優勝を贈りたかった理由は?
渋野日向子選手と定由早織キャディがコンビを組んでから『16試合目』での初優勝。
渋野選手は今季国内ツアーで3勝していますが、これは他のキャディと組んだときの優勝だったのですね。
背景にはこんな想いもあったようです。
渋野選手にとって、定由早織キャディとの勝利は格別に嬉しかったようですね。

なんといっても、定由早織キャディにとっては、プロツアーで担いで3年目での「初勝利」になるそうです。
選手を導く立場でもあるプロキャディ。担いだ選手がなかなか優勝出来ないことで、苦労もあったことでしょう・・・
そりゃ嬉しくて涙も出ますよね!
定由早織キャディについて
小郡カンツリークラブも、志摩シーサイドカンツリークラブも福岡県に位置するゴルフ場ですね。
Facebookはかなり前から更新されていないようですので、現在の勤務先については定かではないですね。
プロキャディの収入について
プロキャディの年収ですが、担いだ選手の結果次第で大きく変化します。
プロからの雇用スタイルは、年間契約 or 試合ごとの単発契約に大きく別れるそうです。
ギャラは一般的に1週間10万円。ここに試合中の宿泊費や交通費なども含まれるので、かなり切り詰めて生活しないといけない。
参考元:みんなのゴルフダイジェスト
優勝した場合も含め(契約によりますが)賞金の10%契約が平均報酬になっていることが多いようですね。
しかし選手が予選落ちした場合「プラス報酬は無し」。選手も責任を感じてしまいそうな、厳しい世界ですね…。
渋野日向子選手が今回獲得した優勝賞金は1800万円です。仮に10%の契約だとしたら180万が担当キャディへのギャラになりますね。
最終戦の「LPGAツアー選手権リコー杯」は、優勝賞金は3000万円!
結果次第で渋野日向子選手は「賞金女王」になる可能性も秘めています!
まとめ
前週の予選落ちからの「優勝」を成し遂げた渋野日向子選手。
「誰かのために頑張ろう」と決めて実行出来る渋野選手の精神力はすごいですね。
結果として、定由早織キャディはじめ、青木コーチ、家族、関わるみんなに『優勝』を分かち合えた試合になったようです。
最終戦での活躍も楽しみですね!